2020年10月17日土曜日

新築未入居なのに中古となる住宅


 
 
知らないと損をする住まいに関する情報
<建築家が提供する雑学ブログ
 

   


新築住宅の取得者は「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によって、構造耐力上主要な部分や雨漏りの不具合について10年間の保証を得ることができます。

この法律によって定義されている「新築住宅」とは、新たに建設された「住宅」であって、建設工事の完了から1年以内で、かつ、人が住んだことのないものを言います。この新築住宅に該当しない住宅は中古住宅となってしまいます。 

建設工事の完了から1年を超えた住宅は中古住宅として扱われ、この法律による10年保証の対象外となることがあるので注意が必要です。