2020年11月15日日曜日

参考になる家相の考え方


 
 
知らないと損をする住まいに関する情報
<建築家が提供する雑学ブログ
 

 

 

家相というものは、あまり気にされていない方でも「不幸になる」等と言われれば不愉快だし、気にかかります。本来の風水家相学はそうではないと言われていますが、風向きなどの自然現象の学問と考えると、実は理にかなったものなのです。

例えば一般に北東が鬼門、南西が裏鬼門といわれていて、玄関やトイレ、台所等が避けられています。この方角は風の通り道なので、玄関等の入り口があると冬の時期北風が家の中に入り込んで家全体が寒くなります。また、トイレやゴミ置き場等があれば臭気や湿気が家全体に入り込んでしまいます。

このような理由がわかっていれば、その改善策を考えれば良いのです。採光の状況や通風の道というものは、敷地によって違うはずですから、家相がすべての敷地に同じように当てはまるとは思えません。風水家相学はそんな単純なものではなく奥の深い学問だと思いますが、あくまでも参考にする程度にしたほうが良いでしょう。